先日人間ドックを受けた際この本を持参し、ちょうど読み終えることができました。昨年発売された本で、発売直後にポチって購入したものの、読書習慣のない私なのでずっと棚に置かれたままでした。
ニューヨーク流自分を魅せる力
ひでこ・コルトンさんはニューヨークで活躍されている料理研究家です。
これは2016年、コルトンさんのポップアップストアで撮影したもの。@二子玉川の高島屋
右側がコルトンさん (書くまでもなく)
余談ですが、直前に西麻布で大学時代の友人とランチをしていました。「このあとコルトンさんという料理研究家のポップアップストアを見に、二子玉川へ行こうと思っているんだ。」と話したところ、「ひでこちゃん、会社の時の同期で友達だよ!」と驚きの展開がありました。
42歳のときに、長年働いていらした金融業界とはまったく別の、料理研究家という立場で起業されました。
この本では、どうやって異業種で起業することができたのか、競争の激しいニューヨークでなぜ彼女は成功したのかが、詳しく書かれています。
運が良かったとか、コネがあったとかではなく、しっかりとした戦略があり、その読みが正しかったからだということがわかります。
また、コルトンさんは最初からそれがわかっていた訳ではなく、とにかく行動に移すことで様々なきっかけが生まれ、その経験から学び、次々と仕事が広がっていったことがわかります。
この本は、彼女のこれまでのストーリーをメインに書いている訳ではなく、起業したい女性、サロンなどを開きたい女性に向けた、企業のためのメソッドやマインドセットを書いた本です。
なによりエネルギッシュ!
野心を持った女性があり余るほどいるニューヨークでは、他の人と同じことをしていては絶対に生き残れない、それをわかっていた彼女の、ではどうしたら良いかがわかっている彼女が書いた著書。
42歳で競争の激しいニューヨークで起業。 しかも異業種で。 必要なマインドセットと、そして読んだ人皆に元気とエネルギーをもたらしてくれる本だと思います。
出版社からのコメントの引用です。 ↓
ひでこさんが手がける 大使関係者や社長クラスのプライベートパーティは、 自宅でのおもてなしで契約をまとめるNYにあって、 「ひでこさんに頼むと成約率100%」の声も高く、 開催する料理教室には、駐在員の妻だけではなく、 日本からもお忍びで芸能人が通うなど常に満席。
私はポップアップストアで、当時は今ほど彼女も有名ではなくその時間はお店も混んでいなくて、ゆっくりと食器選びにお付き合いくださり、アドバイスをたくさんいただきました。
なので、「ひでこさんに頼むと成約率100%」という意味がよくわかります。 あのときのひでこさんのアドバイスや人柄から、どうやって成約率100%の状況を生み出すか、私には想像がつきます。
モン ブランコちゃん、そうよ。 チャーミングでエネルギッシュな女性でした。 そして過去の辛い経験が大きな糧になっていることも、本書には書かれていたわよ。 皆に勇気を与えてくれる本かもね。