好きなスタイリストさんの1人、大草直子さんがNHKのあさイチに出ていました。 雑誌や著書の中で彼女を見る機会は多いですが、それはいわば画像として。 今回はテレビで「映像」として彼女を見て、更にその魅力が増しました。
こんな素敵な人が近くにいたら、自分もお洒落に活躍できそう!とそんな錯覚を与えてくれるようなタイプ。
そして印象深かったことは、彼女のベネズエラ人の旦那さんにインタビューをしたとき。
彼女に何か不満とか、直してほしいところはありますか?
「Oh! ありません。 全くありません。 彼女はパーフェクトです。 今のままの彼女で良いのです。」と。
いろいろなインタビュー番組で、同様な質問がされたとき、 多くの人が、「ここをちょっと変えてくれたら・・・」と言っているのをよく聞きます。
それは愛情が根底にあるからこその発言で、日頃気になっていることを正直にちょっと口にしているだけのことだと思います。 同じ愛情があっても、今回のように「彼女はパーフェクトです!」という人はかなり少ないような気がします。
それは、育ってきた文化と風土が大いに関係していると思います。 日本には謙遜という文化があるので、正面切って褒めることよりも謙遜の方が一般的に浸透していて、そういった環境で皆育ってきたということなのだと思います。
諸外国には、あまり謙遜という考え方がなくて、子供の頃から「オー、あなたはパーフェクトよ!」みたいな褒められ方をしてきたのかもしれません。
そんな文化風土と、大草さんの旦那さんの人格が合わさって、あのようなインタビューの1シーンだったのだと思います。
今は「自己肯定感」というワードがとても注目されるようになりました。 自己肯定感が大切で、それを育てよう、というのが今の時代の共通認識になっていると思います。
それであれば、子供の頃から、そして夫や妻など自分のパートナーを、「あなたはパーフェクトよ!」と日頃から全肯定していくことはとても良いことで、そこを意識していることがとても良いことなのだと、私は思いました。
以上、今回テレビを観た後、お菓子を作りながらなんとなく考えたことです。
大草さんの著書で、私が持っているのはこちら。
昨年この本を買ったとき、仕事用のブログの方で「いやはや、カッコイイ」と感想を書いていました。
どのような本か気になる方は、その時のブログはコチラですので、ご覧ください。 http://blog.livedoor.jp/grisperle/archives/52443712.html
↓ ↓ こちらは表紙の写真が使われていませんが、同じ本のことです。
↑ こちらはピンポイントでリンクされていないようですので、アマゾンと楽天をご利用の方は、下のリンクもご利用ください。
|